さちこ&けんた

仲の良い様子にとても癒されましたが、
2004年8月21日にけんたが、2004年9月13日にさちが☆になり、
寄り添う姿を見ることはできなくなりました。






さっちゃんがうちに来た時は一ヶ月と一週間くらいで、結構大きかった。一度里親に決まった人と連絡取れなくなって再募集したときだった。縁があったんだね。のんちゃんがなくなってすぐに探したからさみしくてしかたないときだった。

さっちゃんと暮らし始めて、どうしてもプディングが欲しくて無謀だと思ったけど、里親募集で探してしまった。雌のつもりだったけど先に決まってしまい雄でも繁殖させないつもりでけんちゃんを迎えました。

けんちゃんはさっちゃんよりちょうど一ヶ月誕生日もうちに来たのも遅かった。 キャリーケースから出した時、うわっ臭い!と思ったのが雄のせいだとわかったのはしばらくしてからだった。(雄を飼うのは初めてだったからね。)

しばらくはお互いの存在も気付かずよかったけど、けんちゃんが色気づいてからは大変だった。さくを作って一緒に出したら二人ともさくを突破してしまった。愛の力のすごさを感じたね。
さっちゃんはどんどん太りだしたので絶対妊娠だと覚悟したことがあったけど、ただのデブでその後限りなくデブっていってしまった。繁殖はさせないつもりだったけど、あまりのラブラブに負けて一緒に遊ばせることにした。けんちゃんの喜びようったらなかった。でもけんちゃんは猪突猛進追い掛け回すかと思うと急に熱が冷めるんだよね。さっちゃんはそんなけんちゃんについていけないようだった。

でもどうやらけんちゃんは交尾の仕方を知らないようだった。私が家にいるときはほとんどずっと一緒に出ていたけど安心だった。でもさっちゃんは欲求不満だったかもしれない?
さっちゃんもけんちゃんも超オデブだったけど、病気もせずに一年以上も過ぎた。

初めて医者にかかったのはけんちゃんが1歳4ヶ月くらいのとき、突然下痢をしてあわてて病院連れていった。前の病院は高かったわりにはあまり信頼できなかったので、病院情報で近くを探した。結局交通が不便だったけどとてもいい先生だったのでずっと通っている。

けんちゃんの下痢は一度きりでした。ところがけんちゃんを病院に連れていった数日後にさっちゃんのぱっちりお目目が片方開かなくなってしまいまたも病院へ行くはめに・・・ 目は完治はしなかったけど、心配するほどのことはなくてよかった。

夏休みに一泊で蓼科に行き帰ってきたら、けんちゃんがもう冷たくなっていた。さっちゃんの方が弱ってたからけんちゃんが先でショックだった。私がいない間に旅立ってしまい淋しかっただろうね?前の晩に旦那が流れ星を見たと言ってたけど、あれがけんちゃんだったのかな?

けんちゃんがいなくなってからはさっちゃんは淋しそうだった。体重も減っていって歩くのもしんどそうだった。

けんちゃんが☆になってから三週間ちょっと経ったころ。私はいつものように仕事に行き、旦那が昼過ぎに帰って来ていた。さっちゃんのことが心配だった私は、旦那が帰った頃を見計らって、さっちゃんの様子をメールで尋ねた。すると、餌を食べているよ、と返事がきた。

夕方、旦那と私は共通の友人に会うため待ち合わせをした。旦那が出てくるときはさっちゃんは餌皿の中で寝ていたそうだ。

夜9時か10時ごろに帰ったら、さっちゃんはもう冷たくなっていた。早くに帰っていたら、さっちゃんは待っていてくれたのだろうか?それとも、旦那が出かけるときまで頑張って見送ってくれたのだろうか?

私は、ハムたちにいいところだけを見せてもらって、癒してもらって、そしてなんにもお返しできていない気がする。けんちゃん、さっちゃん、ありがとう。